かさ急では、現在941両もの車両を所有しております。

それらは、主に6つの車種に分類され、各路線を走っています。

このページでは、その車両たちを紹介していきます。

3000系

運用路線:秋川線 小江戸線

 

神急時代は八川線の主力車両として、現在のかさ急の土台を築いてきた車両です。

現在は編成が短縮され、秋川線や小江戸線の山間区間で、地域の方々の足としてコトコトと走っています。

また、山間区間を走るため、かさ急で唯一ワンマン設備を備えた車両でもあります。

3500系

運用路線:八川線  大和線


上記3000系の改良型車両として、輸送力向上のためにデビューした車両です。大和線は開業から5000系デビューまで、この3500系のみで運転されていました。

現在は、後継の5000系の登場によって大和線ではあまり見られなくなりましたが、優秀な車両だという事もあり、全編成がリニューアルされ、八川線の各停、急行と大和線の縦貫線直通を除く列車で活躍しています。

4000系

運用路線:八川線  秋川線

 

秋川線を秩父に延伸する際、新たに設定された快速急行専用車両として運行を開始した車両です。

6両固定、2ドア、全席転換クロスシートという首都圏では異彩とも言える、快適性を追求した車両として登場しました。

その後、快急の都市間移動の需要が高まり、4両付属編成が増備され、現在は6+4両の編成で、品川~秩父間の快速急行及び、通勤ライナー、ホームライナーとして活躍しています。

5000系

運用路線:大和線

 

大和線の増発を機に、徐々に増備され始めた車両です。

当初より10両固定編成として登場し、かさ急では初めてとなるステンレス車体、VVVFインバータを本格採用するなど、画期的な車両でした。現在では大和線の一大主力車両として、縦貫線への乗り入れ運用車両としても活躍しています。

また、更新工事も実施されており、塗装の変更、行先表示機のフルカラーLED化、窓枠の変更などが行われています。

 

←更新工事が行われれた5012編成


6000系

運用路線:八川線 秋川線

 

3000系と3500系の独壇上だった八川線に、急行用車両として新たに導入されたのが、この6000系です。

混雑軽減のための幅広車体を採用し、八川線の輸送力向上に貢献しました。また、6+4両の分割編成を採用し、品川~青梅河辺・秩父間で急行の直通運転を可能にさせた車両でもあります。

現在は、地下鉄新橋線への直通車両としても活躍し、かさ急のフラッグシップ車両ともいえる存在になっています。

7000系

運用路線:光品線

 

新たに開業する光品線専用車両として、かさ急車では他に例を見ない車両として登場した車両です。

光品線独特の構造から、全長18mの3ドアで、他の車両より比較的狭小な車体を採用しています。

光品線は、現在この7000系のみで運行されており、今後の延伸開業時も、7000系が増備される予定です。

←光品線練馬延伸開業時、一部の車両に取り付けられたヘッドマーク。7000系が描かれている。